ドジャースのオースティン・バーンズ捕手は、23日のワールドシリーズ第3戦でソロ本塁打とスクイズ成功による打点を挙げた。これは1961年、ヤンキースのヘクター・ロペス左翼手が対レッズの第5戦で記録して以来、ワールドシリーズでは59年ぶりの快挙であるとMLB公式ウェブサイトが24日、報じた。

3点をリードして迎えた4回、1死1、3塁の場面で打席に立ったバーンズ。レギュラーシーズンにスクイズ成功1回を含む2本の犠打を決めていたバーンズは、バントのサインに驚くことはなかったという。

「状況を読んでいた。以前もあったので、サインが出る感じはしていた。とにかく成功させなければならなかった」とその場面を説明した。

デーブ・ロバーツ監督は、「オースティンならバットに当ててくれると信じていた。見事にやってくれた」とコメント。マスクをかぶってもウォーカー・ビューラー投手の好投を引き出したバーンズの貢献をたたえた。