ワールドシリーズ第4戦が24日(日本時間25日)行われ、レイズがドジャースの失策絡みで、劇的な逆転サヨナラ勝ちを収め、対戦成績を2勝2敗のタイに戻した。スタメンから外れた筒香は、1点を追う9回無死から代打で出場。ド軍のクローザー、ジャンセンと対戦し、空振り三振に倒れた。

1点を追う9回2死一、二塁。伏兵フィリップスの中前打で同点とし、さらにド軍の中継プレーが失策で乱れる間に試合は決着した。殊勲者は、リーグ優勝決定シリーズでは出場選手枠から外れ、代走で途中出場していたフィリップス。「チームの総力。野球は楽しいものだね。こんな特別な瞬間はないよ」と、突然のスポットライトがまぶしそうだった。

両軍とも自慢の救援陣が失点し、予断を許さない展開。第5戦は25日(日本時間26日)、ドジャースがカーショー、レイズがグラスノーの先発で行われる。