タイガースは30日、サイン盗み問題でアストロズの監督を昨オフに解任されたA・J・ヒンチ氏の新監督就任を発表した。

ヒンチ氏は2009年からダイヤモンドバックスで2年間、アストロズでは2015年から19年まで監督を務め、通算で570勝452敗の成績をマーク。2017年にはアストロズを球団史上初のワールドシリーズ制覇へ導いたが、後にサイン盗みが発覚して辞任に追い込まれ、今季は1年間の職務停止処分となっていた。

ヒンチ新監督は「ワールドシリーズの最後のアウトから30分後に電話が鳴った」と、処分明けから間もなく打診があったとコメント。「自分がどんな悪事をしたか理解しているし、そのことについては謝罪する。以前にもそう言ったし、今後も繰り返してそう言い続ける」と謝罪しつつも、早期の監督復帰を喜んでいる。(AP)