今季限りで現役を引退した元ロイヤルズのアレックス・ゴードン氏(36)が、3日に発表されたゴールドグラブ賞で自身8回目の受賞を果たしたことを受けて、喜びを口にしている。MLB公式サイトが伝えた。

2007年のメジャーデビュー以来、ロイヤルズ一筋で14シーズンを過ごしてきたゴードン氏は、15年にワールドシリーズ制覇を果たし、オールスターには3度選出。外野手として、キャリア通算1万2032回2/3でエラーはわずか18回という素晴らしい守備力を誇った。

今回の受賞で、ロイヤルズで殿堂入りしているフランク・ホワイト氏と並び球団最多の栄誉に輝いたゴードン氏。ZOOMを使ったインタビューで報道陣に対し、「賞を手にすることは私の目標ではなかったので、おまけのご褒美のようなもの。でも、フランク・ホワイトは2006年の2A時代の最初のコーチなので、彼とその名誉を分かち合えることをうれしく思う」と述べた。

また、同賞を受賞したからといって引退を後悔することはないとし、「間違いなく最高の引退祝いだ。いつもはもう少し早く(受賞の)連絡が来るので、今回は受賞できないと思った。素晴らしいニュース。他の年のときよりも驚きが大きかった」とも話した。