父親を含む3人を殺害した罪に問われていた元レイズのマイナーリーガー、ブランドン・マーティン(27)被告に5日、有罪判決が下った。

マーティンは2015年、カリフォルニア州南部コロナの自宅で木製の野球バットを用いて父とおじ、警報システムを取り付けに来ていた男性を殺害。5日に第1級殺人で有罪となった。死刑か終身刑となる。

マーティンは2011年ドラフト1巡目(全体38位)でレイズから指名を受けた後、マイナーリーグで3シーズンプレーし、計155試合で18本塁打、74打点、23盗塁などを記録。ただ、ドラフト後から不安定な行動が目立ち、ロサンゼルス・タイムズ紙が裁判所の記録や友人へのインタビューを元に報じたところによると、父親の顔面を殴ったり、母親にヘッドロックをかけたりしたことがあるという。マーティンは15年3月にレイズから放出されている。(AP)