今ポストシーズンに大旋風を巻き起こしたレイズのランディ・アロザレーナ外野手の半生がハリウッドで映画化されることが分かった。地元紙タンパベイ・タイムズが報じた。

ワンダーフィルム・メディア社によると、映画は来シーズン終了後に撮影を行い、2022年秋か23年の公開を目指すという。

映画は同選手のキューバ亡命から、MLB選手となり、ポストシーズンに驚異的な活躍をするまでの波瀾(らん)万丈な道のりに焦点を当てて描く。

ワンダーフィルム社の共同創始者であるブレット・サクソン氏は、アロザレーナが歩んできた道のりと、彼の周囲の人々との交わり、そして彼がどのようにして母国の家族を助けてきたかがストーリーの中心になるだろうと説明。

さらに、今プレーオフで大活躍した球場でのプレー映像もふんだんに含むことになるとの見込みを示した。

レイズ選手のストーリーが映画化されるのは、ジム・モリス投手を題材に描き02年に公開された「オールド・ルーキー」(原題:TheRookie)以来2作目。