アストロズは、今オフにフリーエージェント(FA)となったジョージ・スプリンガー外野手(31)との再契約がかなわなかった場合を考え、ジャッキー・ブラッドリーJr外野手(30)に熱視線を向けているようだ。MLB公式サイトが伝えている。

これまでアストロズ一筋でプレーしてきたスプリンガーに対し、球団側は1年1890万ドル(約20億7900万円)のクオリファイングオファーを提示しているが、同選手はそれを拒否するものとみられている。こうしたなか、ボストンのラジオ局WEEIのロブ・ブラッドフォード記者は、同球団がブラッドリーJrとの契約に「強い関心を示している」とリポート。MLB公式サイトは同球団がスプリンガー退団を覚悟していることの兆候かもしれないと述べている。

中堅手としての守備力を称賛されるブラッドリーJrは今季、2016年以来では最高のOPS(出塁率+長打率)8割1分4厘をマーク。オフにFAとなった。

ブラッドリーJrには他球団も関心を示しているが、移籍情報サイトの「MLBトレードルーマーズ」は、アストロズが2年総額1600万ドルで契約すると予想している。