2020年のナ・リーグでサイ・ヤング賞を受賞したトレバー・バウアー投手(29=レッズ)が、発表後、オンライン会見に応じ、好敵手で同賞2位となったカブスのダルビッシュ有投手(34)への思いを語った。

他球団同士とはいえ、2人は互いにトレーニング方法などの情報交換を交わす間柄。今季は直接対決で1勝1敗と、ほぼ互角に投げ合った。「あれほど多くの球種を投げて、しかも四球が少ないのはとても印象的なこと。長い間、すごく尊敬してきた。デグロム(メッツ=同3位)ともども、ファイナリストにふさわしいし、彼の今季の活躍をとてもハッピーに思う」と、あらためてダルビッシュの能力の高さに敬意を示した。

また、UCLA時代の2009年日米大学野球や、昨オフに来日した経験を明かしたうえで、「日本から来る選手は常に尊敬している」と、親日家の一面をのぞかせていた。