MLBのレッズ秋山翔吾外野手(32)と、MLSのFCシンシナティ久保裕也選手(26)が12日(日本時間13日)、グレーター・シンシナティ日米協会主催の「グレーター・シンシナティへの日本からの先駆者を祝して」と題するバーチャルイベントで初共演した。同地を本拠地にする両チームに、2人は日本人として初めて今季から所属。これまでに直接の面識こそないものの、オンラインで日米両国のファンと質疑応答を行い、交流を深めた。

今季は、コロナ禍の影響で野球、サッカーとも変則日程で実施。新天地では「すごく温かく迎えていただいたと思います」(秋山)と、地元日本人コミュニティーのサポートを受けながらプレーを続けた。もっとも、今季の成績については、秋山が「50点」、久保は「40点」と、互いに満足のできる内容には程遠かった。

2年目となる来季について、秋山は「今年の成績は納得できない。どれだけ試合に出られるか。結果を残すためにオフシーズンに準備をしたい」と抱負を口にした。一方の久保は、今季全23試合中、19試合(先発15試合)に出場し、3ゴール。終盤は故障し、チームが地区最下位に終わったこともあり、「フィジカル面をどんどんやっていきたい。チームが勝てるように、ゴール、アシストと目に見える結果で貢献したい」と来季を見据えていた。