レッズ秋山翔吾外野手(32)が12日(日本時間13日)、オハイオ州シンシナティの日米協会が主催したバーチャルイベントに参加し、ファンとの交流を深めた。「グレーター・シンシナティへの日本からの先駆者を祝して」と題され、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のシンシナティFCでプレーする久保裕也(26)とともにZoomでのイベントに招待された。

ファンとの質疑応答では、米国に来て驚いたこととして、「野球をやれる公園が多い。子供たちが野球に触れるとか、大きい広場で遊ぶことに関しては、いい環境だなと思いました」と話した。また、英語の上達具合については、「チームメートからの評判は悪くないんですけど、上達している感じはないのと、(通訳の)ルークが英語が達者すぎるので、全部頼り切ってます」。約45分間、ファンから寄せられた質問に笑顔を交えながら答えた。

野球とサッカーで球技の違いはあるが、オハイオ州シンシナティのプロスポーツチームで活躍する日本人選手として、共通点がある。秋山は「こういう時間を改めてとれたことは、ファンの方にとっても良かったと思いますけど、僕たちにとっても大きなタイミングだったんじゃないかなと思います」と振り返った。

一方の久保は「シンシナティにいるので、どこかで会えるかなーと思って日本食レストランとかも行ったんですけど、まだ会えずで。でもこうやって会えて良かったです」と貴重な機会に感謝した。