MLB公式サイトは18日、各チームから1人ずつ来季のサイ・ヤング賞やリーグMVPなどの各賞を獲得する最有力候補をピックアップ。カブスからダルビッシュ有投手がサイ・ヤング賞の候補として選ばれた。

2018年からカブスでプレーするダルビッシュは故障や制球難もあって19年のオールスター前までは26試合で防御率4・99と期待に応えられず。しかしその後の25試合では制球も改善され、防御率2・40と安定感を取り戻した。

特に今年は12試合の先発でリーグ最多の8勝を挙げて防御率2・01。サイ・ヤング賞投票では次点だった。同記事ではダルビッシュが来季も再びサイ・ヤング賞争いに加わるはずだと高評価している。

なおダルビッシュと同じく今年のサイ・ヤング賞ファイナリストだった前田健太投手が所属するツインズからは、まだメジャーデビュー前ながら若手有望株として注目されるアレックス・キリロフ外野手が新人王候補として取り上げられている。