メッツのロビンソン・カノ二塁手が禁止薬物の検査で陽性反応を示し、2400万ドル(約26億4000万円)の来季年俸なしで162試合の出場停止処分を科された。これを受け、MLB公式サイトのメッツ番記者アンソニー・ディコモ氏が、メッツに与える影響を予想している。

ディコモ記者は影響は多方面にわたるとしつつ、その中から来季布陣に関する4つの可能性をピックアップ。第1案では、本職は外野ながら内野もこなすジェフ・マクニールがカノに代わって二塁に入り、注目フリーエージェントのジョージ・スプリンガー外野手かジャッキー・ブラッドリーJr外野手を獲得して中堅を任せ、ブランドン・ニモ外野手は左翼に回るとした。

さらに同記者は、マクニールの二塁は変わらないが左翼にナ・リーグ2冠王のマルセル・オズナ外野手を獲得する案、新たな二塁手としてア・リーグ首位打者のDJ・ラメーヒュー内野手を獲得する案、今季メジャーデビューした若手有望株のアンドレス・ヒメネス内野手を正二塁手に抜てきする案を出している。