通算417本塁打を誇る指名打者(DH)のネルソン・クルーズは、DH制が来季もナ・リーグで採用されるか決定するまで契約を保留するようだ。MLBネットワークのジョン・モロシ記者がツイッターで伝えている。

今季のMLBでは新型コロナウイルスの影響で短縮シーズンとなったことを受け、特例としてナ・リーグにもDH制を導入したが、来季も引き続き同様の措置を取るかは現時点で未定。もし来季もナ・リーグでDH制が適用された場合は、近年はDH専任のクルーズの市場価値は高まること必至とみられている。

今年で40歳のクルーズは今季53試合の出場で打率3割3厘、16本塁打、33打点をマーク。昨季までの6年間で4度の40ホーマー超えを達成するなど、衰えない長打力を発揮し続けている。