カブスのダルビッシュ有投手が22日、日本シリーズ第1戦(21日=京セラドーム大阪)の巨人丸佳浩外野手の走塁について、自身のツイッターで見解をつづった。

「丸選手のプレーが故意かどうかはわからないけど、中村選手があれだけベースの角にいるのにその足に当たってしまうのはよくないと思います。投手の走塁練習もそこはしっかり練習するので」

4回無死一、二塁、丸は遊ゴロ併殺打で、一塁に駆け込んだ。併殺を避けるべく全力疾走したが、一塁で送球を受けるソフトバンク中村晃の足を丸の左足が蹴る形となっていた。

ダルビッシュは「なのでモラル的な話というより技術的な話だと思います。技術ミスで他人に迷惑かけたのなら当人同士で和解すればそれで終わりかと」とも投稿した。

さらにダルビッシュは、日刊スポーツに掲載されたソフトバンク千賀滉大投手の記事にも言及した。

「普通にタイトル取ってますが、千賀くんのお父様が言うように開幕前?後?ぐらいはとにかくフォームに苦しんでいる感じでした。お父様は自分をたててくれていますが、本人が自分で殻をやぶったのが事実です」

同記事は、千賀の父直伸さん(60)が「キャンプから取り組んでいたフォーム改良がうまくいかないということだった。ダルビッシュさんのおかげ。昔は『まあ、いいや』だった。自分の体への意識が変わりましたね」と、息子の意識改革を導いてくれたダルビッシュへ感謝を述べていた。