MLB公式サイトが「2021年に向けたエンゼルスの課題」と題して、5つの改善点を指摘。そのなかの1つに、大谷翔平投手の起用法も挙げられている。

新型コロナウイルスのパンデミックにより60試合に短縮された昨季を26勝34敗で終え、5年連続での負け越しを喫したエンゼルス。新シーズンでは2014年以来となるポストシーズン進出を目指すが、そのためにはまだまだ解決すべき問題が残っている。

その1つは大谷の起用法だ。記事では、「大谷翔平ほど面白い選手は、エンゼルスのみならず野球界にもいないかもしれない。チームは、(大谷が)2021年は先発として週1回、指名打者として週3、4回の頻度で二刀流を再開できると見込んでいる」と述べる一方で、2年連続で肘と前腕部を痛めていることを指摘。「おそらく今季が、二刀流で健康を維持できることを証明するためのラストチャンスになるだろう」とした。

同記事はさらに「チームは、彼がフルタイムで野手になった場合のことを考え、すでに外野、一塁での守備練習をさせている。しかし、理想は大谷が健康を維持して、ア・リーグ新人王に選ばれた18年のようなパフォーマンスを見せること。“健康”が大谷にとって一番重要になってくるだろう」とつづった。