レッドソックス傘下のマイナー指導者に就任しプロ球界初の黒人女性コーチとなったビアンカ・スミスさん(29)が7日(日本時間8日)、オンライン会見を行い、大きな夢を語った。

MLBとその傘下では昨季、複数の女性コーチが誕生したが、黒人女性のコーチ就任は初。「私がコーチになったことで、他の女性や黒人女性、他人種の人々が刺激を受けてくれたらうれしい」と話し「これからもチャレンジを続けていく。今の目標はMLBの監督になること」と明かした。

スミスさんはペンシルベニア州に生まれ、米東部の名門ダートマス大時代はソフトボール選手で外野手として活躍。実習生としてレンジャーズの編成部門に入り、レッズにも所属した。