ドジャースの元監督で殿堂入りしたトミー・ラソーダさんが、7日(日本時間8日)に心臓発作のため93歳で死去した。球団が8日(同9日)、発表した。心臓の病気で昨年11月からロサンゼルス近郊の病院に入院し、年明けに退院したばかりだった。野茂英雄氏(52)がメジャーデビューした当時に監督として後ろ盾となり、球団だけでなく球界に大きな影響を与えたレジェンドだった。

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16~19年にドジャースに所属したツインズ前田健太投手が、ツイッターでラソーダさんへ哀悼のメッセージを送った。英語で「トミーは球場でいろいろな話をしてくれた。特に覚えているのは、日本で野球を教えた際に、とても素晴らしい時間だったと話していたこと」と振り返り「野球への愛と情熱にみんなが刺激を受けた。ありがとう、トミー」とつづった。