フリーエージェントとなっているDJ・ルメーヒュー内野手の獲得に興味を示しているメッツに対し、同選手自身も関心を示しているという。ただ、契約締結に至るには障壁が残されているようだ。米メディアSNYのアンディ・マルティノ記者のリポートを、MLB公式サイトが12日に伝えている。

マルティノ記者はツイッターで両者が互いに関心を示していると述べた上で、「大型契約締結への道のりはまだ長い」とコメント。というのも、メッツは先日、大型トレードでフランシスコ・リンドア内野手と右腕カルロス・カラスコ投手を手にしたばかり。ルメーヒューを加えるとなれば、年俸総額が規定額を超過する可能性がある。

ただし、ルメーヒュー取りを可能とする策はあるようで、マルティノ記者は「(ルメーヒュー獲得という)さらなる大型契約を実現したいのであれば、メッツには年俸削減に向けて取り引きを行うという手がある」ともつづり、現有戦力の放出で年俸総額の調整を行う可能性もあるとの見方を示している。