カリフォルニア州ロサンゼルスに本拠を置くドジャースのスタジアムをはじめ、各メジャー球団のスタジアムが、新型コロナワクチンの接種会場として使用されることになった。MLB公式サイトが伝えている。

ロサンゼルス市のエリック・ガルセッティ市長は10日、ドジャースタジアムをワクチン接種会場として使用すると発表。同スタジアムは昨年に検査会場として使用されており、フル稼働した場合は1日に1万2000人の接種が可能だという。

また、ニューヨーク市のビル・デブラシオ市長とメッツのオーナーであるスティーブ・コーエン氏は12日、同球団の本拠地シティフィールドを再来週からワクチン接種会場として使用すると発表。1日およそ5000人から7000人に対応する予定だと述べた。

なお、カリフォルニア州サンディエゴ郡に本拠を置くパドレスの本拠地ペトコパークもスタジアムを提供し、11日朝からは医療従事者への接種会場として稼働。テキサス州ヒューストンでは、アストロズのミニッツメイドパークが9日から会場として使用され、医療従事者、65歳以上の居住者、基礎疾患のある人およそ4000人がワクチンを接種している。