フリーエージェント(FA)の救援左腕ブラッド・ハンド投手について、ブルージェイズ、メッツ、アストロズの3球団が関心を寄せているようだ。MLB公式サイトが伝えている。

ハンドは昨季インディアンスで16セーブを挙げ、防御率2・05を記録。だが、球団側は2021年についてオプションを行使せず、100万ドル(約1億500万円)を支払い契約を解除した。

そのハンドについては先ごろ、上記3球団が注目しているとの噂が浮上していたが、MLB公式サイトのジョン・モロシ記者も、関係筋から確認を得たと述べた。同サイトは、ハンドが最も機会を得やすいのは、経験豊富なクローザー不在のブルージェイズだと予想。アストロズにはライアン・プレスリー投手がおり、メッツではエドウィン・ディアス投手が守護神を務めていることを理由に挙げた。

ただ、ディアスに関してはここ2年通算で43回のセーブ機会を得ながら、失敗が11回あったと指摘。ディアスの調子が上向かない場合は、ハンドが“保険”になるかもしれないと述べている。