エンゼルスに所属した昨季、5試合を残して欠場したツインズのアンドレルトン・シモンズ内野手(31)は、精神的な問題のため欠場していたと、2日付の地元紙OCレジスター電子版が伝えた。

遊撃手でゴールドグラブ賞4度の名手は、子供の頃からうつ症状があり、自殺を考えたこともあったと告白。「死者数や倒産のニュースを聞き、とてもつらかった。多くの人々の生活が影響を受け、心苦しかった」と、新型コロナウイルスの影響で不安が増していたという。同じ悩みを抱える人に向け「自分の感情を素直に出せて、手助けしてくれるような人を見つけて」と呼び掛けた。