レンジャーズはアスレチックスと複数選手がからむ大型トレードで、クリス・デービス外野手(33)とジョナ・ハイム捕手、右腕デーン・アッカー投手を獲得した。

交換要員はレンジャーズ生え抜きでワールドシリーズも2回経験したエルビス・アンドラス遊撃手(32)とアラミス・ガルシア捕手プラス金銭。

アスレチックスは過去3シーズン連続でプレーオフに進出した強豪で、今オフはマーカス・シミエン遊撃手がフリーエージェント(FA)でブルージェイズに移籍し、正遊撃手不在の状況となっていた。

一方、レンジャーズは昨年12月の段階で、アイザイア・カイナーファレハ三塁手をコンバートで正遊撃手として起用する可能性を示唆。アンドラスに対しては内野の全ポジションを守れるよう準備を求めていた。

アンドラスは通算12シーズンでオールスターに2回選出され、打率2割7分4厘の実績を持つ。

レンジャーズに移るデービスは2018年に48本塁打をマーク。アスレチックスとブルワーズでの通算8シーズンで打率2割4分3厘、218本塁打、580打点を記録している。(AP)