元NFLの人気QBで、16年からメッツ傘下でプレーしているティム・ティーボー外野手(33)が17日、現役引退を表明した。「どの瞬間もかけがけのないものだったが、今の時点では別の方向に呼ばれているような感じがしている。何を選ぶにしても、部分的ではなく常に100%で参加したい。この素晴らしい野球でのキャリアを支えてくれたみなさんに改めて感謝し、メッツの一員としての時間を大切にしていきたい」との声明を出した。

ティーボーは07年に大学アメフトの最高栄誉であるハイズマン・トロフィーに選出され、10年にブロンコスと契約。15年の引退後はESPNなどで解説を務め、16年に野球転向。メッツ傘下でプレーし、19年には3Aに昇格。今年もメジャーキャンプへの参加が決まっていた。マイナー通算287試合で打率2割2分3厘、18本塁打、107打点。