マリナーズ菊池雄星投手(29)が、メジャー3年目に向けて抱負を語った。

19日(日本時間20日)、今キャンプ初のブルペン入りで約50球、全球種を投じた。投球を振り返り「たくさんのチームメートに囲まれていたので、オフとは違った雰囲気で。初日ということもありましたけど、初日の中では今までで一番良かったのかなと感じてます」と好感触を口にした。

昨年は60試合のシーズンで2勝4敗、防御率5・17。新フォームでボールに力強さが増したものの、安定感を欠いた。「しっかり自分のボールを投げればいけると、昨年自信を深めたところはあった」との手応えを踏まえた上で「あとは、どれだけ同じことができるか、自分のボールをコンスタントに投げられるかというところ」と今季の課題を挙げた。

球団OBでもある岩隈久志氏(39)が特任コーチに就任。前日に会話を交わした。「1年間やる中で、気持ちの持ち方とか、切り替え方とか、シーズン始まるといろんなことがありますので、その都度その都度、話を聞いてみたいなと思ってます。自分自身の課題でもあるところ、コントロールというところに関して、一番大事にしているという話もされてましたので、いろんなアドバイスをこれから頂きたいと思います」と話した。