MLB公式サイトは22日、現時点での戦力ランキングを発表し、1位に昨季ワールドシリーズを制したドジャース、2位に大型補強でダルビッシュ有投手(34)らを獲得したパドレスが選ばれた。ナ・リーグ西地区の2チームがトップ2となり、今季激しい優勝争いをすることが予想されている。
1位のドジャースの選出理由に「ただでさえ最高の戦力を誇るチームに、昨季のサイ・ヤング賞右腕バウアーが加わった」と、昨季防御率1・73を記録したトレバー・バウアー投手(30)の加入に言及。また、60試合に短縮された昨季の43勝は、162試合に換算すると116勝となり、01年マリナーズ、1906年カブスと並び史上最多になることも紹介した。
2位のパドレスは、ダルビッシュ、元サイ・ヤング賞左腕スネルの獲得もさることながら、昨季故障でプレーオフに出場できなかった右腕ディネルソン・ラメット(28)のパフォーマンスに注目。昨季12試合で3勝1敗、防御率2・09を記録しており「ラメットがシーズンを通して投げることができれば、ドジャースに匹敵するローテ」とした。
3位以下はヤンキース、ブレーブス、メッツと、ナ・リーグが上位5チーム中4チームを占めた。
全順位は以下の通り。
1・ドジャース
2・パドレス(ダルビッシュ)
3・ヤンキース
4・ブレーブス
5・メッツ
6・ホワイトソックス
7・ツインズ(前田)
8・ブルージェイズ
9・レイズ(筒香)
10・アストロズ
11・カージナルス
12・アスレチックス
13・ブルワーズ
14・ナショナルズ
15・インディアンス
16・カブス
17・エンゼルス(大谷)
18・フィリーズ
19・レッドソックス(沢村)
20・レッズ(秋山)
21・マーリンズ
22・ジャイアンツ
23・ロイヤルズ
24・マリナーズ(菊池)
25・ダイヤモンドバックス
26・タイガース
27・レンジャーズ(有原)
28・オリオールズ
29・ロッキーズ
30・パイレーツ