レッドソックス沢村拓一投手(32)が3日(日本時間4日)、キャンプ合流後初めてブルペンで投球練習を行った。背番号「22」のユニホーム姿で、速球とフォークの2球種を、23球投げ分けた。多くの関係者からの視線を集めたこともあり、練習後は「緊張したし、力んだので反省してます」と苦笑いを浮かべた。

その一方で、速球は94マイル(約151キロ)をマークした。ビザ取得後、2月27日に渡米。コロナ対策の自粛期間を経て前日2日に合流したばかりだった。「初めてで94マイル出たのは良かったです。暖かくてやりやすい環境なので、これからどんどん上がっていくと思います」。実戦段階に入っている他の選手よりも、やや遅れ気味のペースながら、新天地での本格始動を終始笑顔で振り返っていた。