レッドソックス沢村拓一投手(32)が3日、フロリダ州フォートマイヤーズのキャンプ地で初めてブルペン入りした。

ビザ取得で渡米が遅れ、前日の2日からチーム練習に参加。翌日、背番号「22」でブルペン投球を行った。その後、日米メディアのオンライン取材に応じ「このユニホームを着て初めてのブルペンだったので、とても興奮していたと同時に、緊張しました」とすがすがしい表情で振り返った。

この日の投球練習では直球とスプリットの2球種のみを投じた。マウンドの傾斜や硬さについては「硬さは気にならなかったですね。ただ、緊張していたので。たくさん、いろんな人が見ていたので、そういった意味で力んじゃったかなと反省してます」と苦笑い。それでも、「初めにしては、(球速が)94マイル(約151キロ)くらい出ていたし、良かったかなと思います」とうなずいた。

今後はブルペン投球→ライブBP(実戦想定の投球練習)→オープン戦登板と段階を踏んでいく予定。温暖な気候の中での調整に「とても温かくて、やりやすい環境にいるので、これからどんどん調子が上がっていくんじゃないかなと思います」と笑顔を見せた。