MLB公式サイトが「メジャー史上最高に独特なワインドアップ」を見せた投手を特集し、野茂英雄氏(現パドレス球団アドバイザー)や松坂大輔(現西武)らをピックアップした。

同サイトはドジャースなどで活躍した野茂氏を「ボールを消す魔術師」として紹介。「両腕をまっすぐ上げ、体をひねって打者に背を向けることで、ボールが手から離れる瞬間を隠す。彼が再び正面を向くと、突然ボールが現れて打者に向かっていくのだ」と述べ、「その型破りなワインドアップで球界に一大センセーションを巻き起こした」とつづった。

レッドソックスなどで投げた松坂については「タイミング外しの投球」として紹介。大きく振りかぶって「タメを作ってから」ボールをリリースするとし、タイミングを外されたことで打者は戸惑うと説明した。

特集ではほかにも「空を見上げる」パターン、「脚の振り上げが強烈」なパターンなどを紹介。変わり種としては「投げるたびにコケてしまう」パターンとして、フィリーズなどで投げたミッチ・ウィリアムス氏を挙げている。