先ごろカブスとマイナー契約を結び、メジャーの春季キャンプに招待されていた救援右腕ペドロ・ストロップ投手(35)が、新型コロナウイルス対策のプロトコルに違反したため、チームから離脱したことが分かった。

ストロップは2013年途中にオリオールズからカブスに移籍。19年まで毎年のように60試合前後のリリーフ登板をこなしてカブスのブルペンを支え、ファンから愛された。その後、フリーエージェント(FA)となりレッズと契約するも、故障もあって登板機会が限られ、20年8月末には戦力外となった。

同年中にカブスとマイナー契約を結ぶもメジャーでの登板はなく、昨オフにFAに。今年2月にカブスとマイナー契約を締結し、メジャーの舞台復帰を目指していた。球団側は、ストロップのチーム復帰時期はMLBが決定すると述べている。(AP)