【テンピ(米アリゾナ州)16日(日本時間17日)=斎藤庸裕】エンゼルス大谷翔平投手(26)が、再び豪快な1発をかっ飛ばした。インディアンス戦に「2番DH」で出場。3回の第3打席、昨季ア・リーグのサイ・ヤング賞右腕ビーバーから、2試合連続となるオープン戦4号2ランを放った。推定464フィート(約141メートル)の特大弾は、今季2度目のバックスクリーン越え。7試合連続安打と3試合連続マルチ安打で、打率はなんと5割7分9厘。この2試合で3発と、周囲の度肝を抜いた。

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2試合連続、今オープン戦2度目となるバックスクリーン越えの本塁打に球場が沸いた。興奮冷めやらぬ中、スタンドで特大弾を目撃した現地のファン50人に「大谷は今年、シーズンで何本ホームランを打てるか」という、緊急アンケートを実施した。

26~30本と予想したファンが最も多く14人で、続いて31~35本が13人、36~40本は8人だった。大谷メジャー自己最多が22本と考えれば、妥当な予想が目立った。最も少ない本数では12本と手厳しいファンもいた。一方で「シーズン最多本塁打を塗り替えるわよ」とエキサイトしていた30代の女性ファンは、2001年にバリー・ボンズがマークした73本を超える75本を期待。投打の二刀流で打席数が少ないため現実的ではない数字だが、ファンの夢が膨らむ連日の本塁打となった。

【アンケート内訳】

10~15本 2人

16~20本 1人

21~25本 5人

26~30本 14人

31~35本 13人

36~40本 8人

41~45本 3人

46~50本 1人

51~55本 1人

68本 1人

75本 1人