00年から19年間、エンゼルスで監督を務めたマイク・ソーシア氏(62)が、今夏に行われる東京オリンピック(五輪)で野球の米国代表チームを率いることとなった。米国野球連盟が6日(日本時間7日)、発表した。

同連盟のホームページでソーシア氏は「今年米国チームを率いることができるのはとても名誉なことで、ワクワクしている。米国代表のユニホームを着られることを楽しみにしているし、チームの皆が同じ気持ちだと思う。一生に一度の経験で、米国がオリンピックで金メダルを勝ち取って終えられることを願っている」とコメントした。

米国代表は00年のシドニー五輪以来、金メダルを逃している。18年にエンゼルス大谷翔平投手(26)を二刀流で起用したソーシア氏の元で、21年ぶりの頂点を目指す。野球は12年と16年はオリンピックの正式種目として除外されたが、21年の五輪では追加競技種目として行われる。

エンゼルスのマドン監督も同氏の代表監督就任を喜んだ。96年~05年までエ軍でベンチコーチを務め、ソーシア氏とも親交が深い。「すごく良いことだ。彼と私は、ここ(エンゼルス)で非常に良い関係を築いた。彼にはメジャーリーグの監督が出来る高い能力もある。(米国代表の監督就任を聞いて)私もとてもうれしく思う」と話した。