エンゼルスのマックス・スタッシ捕手(30)が、大谷翔平投手(26)の投打の活躍に舌を巻いた。

8日(日本時間9日)、ブルージェイズ戦前にオンラインで取材対応を行い、4日(同5日)のホワイトソックス戦に投打のリアル二刀流として「2番投手」で出場した大谷翔平投手(26)のパフォーマンスを振り返った。

「信じられないよ。彼はメジャーリーグなのに、リトルリーグでプレーしているような感じ。101マイル(約162・5キロ)を投げて、115マイル(約185キロ)の打球を打つ。リトルリーグで他を圧倒している少年のようだ。懸命にプレーする準備ができているし、それを毎日やっている。素晴らしかった」

スタッシは4日の試合で女房役を務め、大谷をリードした。「球速で3ケタ(100マイル以上)を何度もマークし、2番で打って、初球をホームラン。信じられない。何て言っていいか、分からないほどだね」と苦笑いで振り返った。

大谷は投手では最速101・1マイル(約162・7キロ)をマークし、打者では1回の第1打席で97マイル(約156キロ)の高め直球を右中間へたたき込み、打球速度は115・2マイル(約185キロ)を計測した。5回2安打3失点(自責点1)で勝敗はつかなかったが、投打で周囲の度肝を抜いた。