エンゼルス大谷翔平投手(26)が、メジャー通算50号に到達した。

「2番DH」で出場した5回の第3打席。ブルージェイズ2番手ゾイクの91・6マイル(約147キロ)の外角シンカーを捉え、中堅越えへ運んだ。打球速度は108・2マイル(約174キロ)で、飛距離は422フィート(約128・6メートル)。追加点となる3号ソロで、チームの勢いを加速させた。

2回の第2打席では2死満塁から右翼フェンス直撃の3点適時二塁打で貴重な追加点を挙げ、続く打席で豪快な1発を放った。

本塁打はメジャー1年目に22本、2年目に18本、3年目に7本を放っており、今季3本目、通算262試合の出場で50号に到達。松井秀喜外野手(元ヤンキース)の175本塁打、イチロー外野手(元マリナーズ)の117本塁打に続く日本人選手3人目の大台到達となった。

日本ハム時代には5年間で48本塁打。あと2本で日米通算100号となる。

▼大谷が大リーグ通算50号。日本人選手の通算50本塁打は、松井秀喜175本、イチロー117本に次いで3人目。大谷は通算274試合(投手だけで出場した12試合も含む)、997打席目での50号で、試合数、打席数でも松井を上回る日本人最速での到達となった。なお日本ハムでは通算48本塁打で、日米通算100号には残り2本とした。