左膝の前十字靱帯(じんたい)修復手術を受けることになり、今季絶望となったエンゼルスのデクスター・ファウラー外野手が、来季復帰に向け前向きな姿勢を示した。MLB公式サイトが伝えている。

ファウラーは9日に行われたブルージェイズ戦の2回、二塁を陥れようとした際に左膝を負傷。当初は捻挫と思われたが、MRI検査の結果、靱帯断裂が判明し、復帰まで6-9カ月かかると目されている。

ジョー・マドン監督は「非常に残念だ。彼は選手をつないでくれる存在で、いてくれると違いが生まれる。離脱は痛い」と肩を落とした。

一方のファウラーは「医師からは完全に回復すると聞いたので、テンションが上がったね。プレーを続けたいし、エネルギーはまだ大量に残っていると思うよ」と気丈にコメントしている。