エンゼルス大谷翔平投手(26)は7試合ぶりのノーヒットに終わった。「2番DH」で出場したロイヤルズ戦の第1打席、右腕ケラーに対し初球から直球をフルスイングし、ファウルとなった。2ストライクから外角直球に空振り三振。第3打席は内角低めのスライダーにバットが空を切った。ともに内外を使って組み立てられ、最後は厳しいコースに投げきられた。好調といえども仕留めることが出来ず、3打数無安打2三振。6日の試合から続いていた連続安打は6試合でストップし、チームも2連敗を喫した。

右手中指のマメで投手として調整が遅れている大谷は試合前にブルペン入りし、投球練習を行った。球団によると、球数は23球で問題なく終えた。順調に回復しているが、次回の登板日は未定。マドン監督は「次の先発登板までにどれだけ思い切って投げられるかで、(登板時に)どれほど球数を投げられるかという判断がしやすくなる。全て考慮する」と、強度や球数をクリアした上で登板日を決めていく方針を示した。

1日休養日を挟み、16日(日本時間17日)からはツインズ、レンジャーズと本拠地で6連戦が始まる。レ軍の有原の登板日次第では、日本ハム時代の同僚との対決が早くも実現しそうだ。