エンゼルス大谷翔平投手(26)が、20日(日本時間21日)のレンジャーズ戦に先発予定であることが球団から発表された。4月4日(同5日)のホワイトソックス戦以来、約2週間ぶりとなる中15日での先発。19日(同20日)はレンジャーズ有原航平投手(28)が先発予定で、日本ハム時代の元同僚と打者で初対決し、その翌日に登板となりそうだ。

大谷は開幕前の3月29日(同30日)、ドジャース戦で右手中指のマメがむけて3回途中で降板。その後、中5日で4月4日(同5日)のホワイトソックス戦に先発したが、中指のマメが再発した。先発ローテーションから一時的に外れ、打者出場を続けながら回復に努めていた。17日の試合前にはエンゼルスタジアムのマウンドで投球練習を行い、マメの状態を確認。マドン監督は順調なら「火曜日(20日)の可能性がある」との見通しを示していた。

また、打者で出場予定だった17日の試合はツインズのチームスタッフ1人、選手2人が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示したため、延期。18日も試合延期となったが、球団によれば、大谷はキャッチボールなどで調整を行い、今季2度目の登板に向けて準備を進めた。