昨季サイ・ヤング賞に選ばれたインディアンスのシェーン・ビーバー投手(25)が、メジャー新記録となる開幕から4試合連続2桁奪三振を達成。同僚のみならず敵将デービッド・ベル監督らも称賛を送った。MLB公式サイトが伝えている。

この日の登板で8回6安打3失点、2四球13奪三振で2勝目をマークしたビーバー。記録会社「エリアス・スポーツ・ビューロー」によると、現在のマウンド間の距離が定められた1893年以降で開幕から4試合連続2桁奪三振を記録したのは初めてだという。

この日中堅と右翼を守ったジョーダン・ラプロー外野手は、背後からビーバーの投球を見るのが楽しいと明かし「自分が打席にいなくてよかったと思うよ」とコメント。「彼がマウンドに上がると、チームは勝利の可能性を手にできる」と称えた。

レッズのジェシー・ウィンカー左翼手は「とんでもなく良い投手。思いのままの投球をしている」と脱帽。ベル監督も「これはもう相手チームを称えるしかないという日があるのだが、まさに今日がそうだ。(ビーバーは)間違いなく称賛に値する。傑出していたね。非常に特別な存在だ」と話した。