MLB公式サイトは20日、「今季ここまでで最高の出来事」と題した特集を組み、9つの名場面をピックアップ。エンゼルスの大谷翔平選手が二刀流に復帰したことや、パドレスのダルビッシュ有投手とドジャースのクレイトン・カーショー投手が手に汗を握る投手戦を繰り広げたことに言及した。

記事は大谷について「健康を取り戻し、これぞ大谷翔平という仕事をしている」とコメント。初登板となった4日の試合について「マウンドで100マイル(約161キロ)の球を投げたかと思えば、今度は打席で初速115マイルの本塁打を放ってみせた」と評価した。

さらに、大谷は二刀流として好成績を残しているとし「われわれ全員が望みうる最高のシーズンにおいて、彼は健康を維持し、戦力であり続け、その驚くべき可能性を広げ続けている」と評価した。

また、ドジャースとパドレスのライバル対決も見ものだったとしてピックアップ。16日からの3連戦では、延長12回に一挙5得点が入る試合があったかと思えば、ダルビッシュとカーショーが互いに譲らぬ投手戦を展開し「両者合わせて13回を投げ、その間、3安打と1得点しか生まれなかった」試合もあったと振り返った。