エンゼルス大谷翔平投手(26)が、第2打席で日米通算100号のメモリアルアーチを放った。1点リードの3回2死、右腕フォルタネビッチの内角寄りのスライダーを捉え、右中間へ運んだ。角度38度で、滞空時間の長い1発だった。

投打の二刀流を続けながら、プロ9年目で100号に到達したことについて「時期はあんまり分からないので、他の人のことも分からないですけど、とりあえず、今日1本打てたのは良かったかなと思います」とコメント。また、日米で思い出に残っている本塁打については「どちらも最初の1本は、思い出に残っているかなと。特別な1本かなと思ってます」と話した。

日本でのプロ1号は13年7月10日の楽天戦で永井怜(現・楽天育成コーチ)から放った。メジャー初本塁打は18年4月3日のインディアンス戦。本拠地デビュー戦の第1打席で、右腕トムリンから中堅右へ本塁打を放った。

この日のレンジャーズ戦では第1打席と第3打席では見逃し三振を喫し、第4打席は死球。3打数1安打1打点で、打率は3割1分となった。

前日はレンジャーズ戦で今季2度目の先発マウンドに上がり、4回1安打無失点。状態に問題はなく、翌日に打者でスタメン出場した。シーズンでの登板翌日の本塁打はメジャー初。投打の二刀流で連日活躍し、節目を飾ったが、チームは終盤に救援陣が崩れ、逆転負けを喫した。