エンゼルスのテレビ解説者ホセ・モタ氏が、試合前の「プレゲームショー」で打者大谷の今季の成長ぶりを分析した。

昨季までの違いは「バレル率の増加に尽きる」と指摘。打球速度が時速98マイル(約158キロ)で打球角度が26~30度の打球は最も安打になりやすく「バレル」と呼ばれているが、昨季と比較してバレル率が増加した選手のランキングで、大谷はMLB全体で3位に入り、13・4%増。昨季の10・7%から今季は24・1%に上昇した。

1位がカージナルスのカーペンター内野手で18・3%増、2位がダイヤモンドバックスのケリー捕手で14・1%増で、大谷はア・リーグではトップとなる。

モタ氏は「今は選手がこのようなデータを得てスイング改良に生かせるので面白い」と話した。