エンゼルス大谷翔平投手(26)が2回に放ったフェンス上部直撃の打球が、チームにより本塁打ではないかとチャレンジされたが、判定は翻らず二塁打のままとなった。グローブライフフィールドの外野フェンスは黄色いラインを越えればスタンドに入らなくても本塁打となり、大谷の打球は黄色いライン際に直撃。ビデオ判定が行われたが、ラインを越えたとは認められず、わずか数センチの差で今季8号はならなかった。ツイッターではその瞬間の動画がアップされ、米国の野球ファンから「ホームランに見える」「間違いなくラインを越えていたぞ」などの声が寄せられた。

大谷の打球は速度169キロ、角度22度で115・5メートル飛んだ。グローブライフフィールドの左翼は約113メートルだが、4・3メートルのフェンスがあり、その最上部に当たる形となった。