レイズ筒香嘉智外野手(29)が29日(日本時間30日)、新型コロナウイルスのワクチン接種に伴う副反応で体調不良を訴え、コロナに関する負傷者リスト入りした。

キャッシュ監督によると、「昨夜も体調が良くなかったが、彼はプレーしたいと言ってくれた。ただ、今朝は本当に良くない状態になった」と、症状が悪化したことが分かった。

筒香はスタメン出場した28日(同29日)のアスレチックス戦で3打数無安打3三振。スイングにキレがなく、第3打席後、同監督に肩をたたかれ、ベンチに下がっていた。

今回、筒香が入ったコロナに関する負傷者リストには、日数の制限がなく、体調が戻り次第、再登録は可能。同監督は「明日になって戻って来てくれれば」と話した。

MLB機構は、個人の意思次第としたうえで、各球団にワクチン接種を推奨しており、選手、スタッフの接種率が85%以上になった場合、規制を緩和する方針を固めている。日本人選手では、これまでにダルビッシュ有(パドレス)、前田健太(ツインズ)、有原航平(レンジャーズ)らが接種したことを明かしている。