「2番DH」で出場したエンゼルス大谷翔平投手(26)が、8号勝ち越しソロ本塁打を放った。

2-2の3回1死、1ボールから右腕フレクセンの真ん中低めチェンジアップを捉え、右翼スタンドへ運んだ。1打席目に苦しんだチェンジアップに対応し、修正力の高さを見せつけた。

打球速度は97マイル(約156キロ)。通算55本塁打の中で最も遅い打球速度だったが、角度34度で上がり、フェンス越えとなった。

第1打席は左飛で凡退。1回無死一塁、初球から全球、外角のチェンジアップで攻められた。1ボールから2球連続で空振り。4球目もタイミングが合わず、左飛に仕留められた。

第3打席は5回2死、2番手の右腕ステッケンライダーの低めのチェンジアップにタイミングを外され、三ゴロに倒れた。

8回の第4打席は4番手の左腕ミシェビッチのカットボールを捉えたが、二ゴロで凡退した。