ヤンキースが、アーロン・ジャッジ外野手(29)の満塁弾を含む2本塁打の活躍などで、今季初の2桁得点を奪い大勝した。

初回にウルシェラの適時打で先制し、2回にはフレージャー、3回にはジャッジとヒックスのソロで加点。4回にはジャッジが自身2本目となる今季7号グランドスラムを右翼スタンドにたたき込んで突き放した。

投げてはエース右腕コールが6回4安打無失点、無四球12奪三振の好投で4勝目。ESPNによると、3試合連続で「無四球、2桁奪三振」はクレイトン・カーショー(15、16年)、クリス・アーチャー(15年)に並びメジャー最長タイ記録だという。

ジャッジは試合後に「今日みたいな試合はホーム連戦の初戦にうってつけ。特にエースのコールがマウンドに上がっているからね」と振り返った。

なお、両チームとも主な選手、コーチらの85%以上が新型コロナウイルスのワクチン接種を完了しており、メジャーで初めて感染防止規定の緩和対象となったチーム同士の対決となった。チームの85%以上の選手らがワクチン接種を完了していればベンチ内のマスク着用義務などが緩和されるため、両軍ともマスクを外して試合が行われた。