「2番DH」で出場したエンゼルス大谷翔平投手(26)が、今季4個目の盗塁を決めた。

1回1死の第1打席、右腕ニューサムと対戦した。カウント2-2からファウル、ボールでフルカウント。その後ファウルで2球粘り、最後は内角低めの直球を見送って四球を選んだ。

9球を投げさせて出塁すると、続くトラウトの3球目に二盗成功。トラウトの中越え7号2ランで先制のホームを踏んだ。

第2打席は2回1死二、三塁のチャンスで外角のチェンジアップを引っ張り、一ゴロで凡退。この間に三塁走者が生還し、今季20打点目を挙げた。エンゼルスはこの回、4番ウォルシュにこの日2本目の本塁打が飛び出すなど、2回までに8-0と大量リードした。

大谷の第3打席は4回無死一塁、2番手ダガーの低めスライダーを捉えたが、左飛に仕留められた。その後、4番レンドンが2ランを放ち、10ー1と突き放した。

6回の第4打席は、昨年までチームメートだったミドルトンと対戦。1ボールから2球目の内角チェンジアップに詰まらされ、三飛に倒れた。

試合前には、マリナーズの球団会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏にあいさつし、談笑した。ブルペンでは3日(日本時間4日)のレイズ戦先発に備えて投球練習を行った。