ナショナルズのエース、マックス・シャーザー投手が9回を5安打1失点、9三振1死球の内容で今季2勝目(2敗)をマーク。キャリア12度目の完投勝利を果たすと、出産を控える妻のもとへ駆けつけた。MLB公式サイトが伝えている。

シャーザーがこの日対峙した打者はわずかに31人。106球中76球でストライクを取るなど効率良く試合を進め、チームは開始から2時間37分後には4連勝を手にしていた。

シャーザーは試合終了後、球場を即座に後にしており、メディアのインタビューには応じず。コンパクトな試合運びに専念したのも当然で、この日は妻のエリカさんが第3子出産を控えていた。

3回に3ランを放ってシャーザーをバックアップしたライアン・ジマーマン一塁手は「子どもが生まれるというのは、いつだって素晴らしい出来事。今日みたいな投球をして完投し、奥さんのもとへ駆けつけて子どもの誕生を祝えるなんて、彼にとっては最高の1日だろう。僕らもみんな喜んでるよ」と祝福のコメントを残した。