エンゼルス大谷翔平投手(26)が、第3打席でメジャートップタイの今季9号2ランを放った。

前日に受けた死球の影響で登板回避した大谷はレイズ戦に「2番DH」で出場。0-5の6回無死一塁、1ストライクから右腕グラスノーの88・1マイル(約141・8キロ)スライダーを完璧に捉え、中堅越え2ランとした。スタットキャストによると打球速度110・3マイル(約177・5キロ)、飛距離427フィート(約130メートル)。

高々と上がった打球に、MLB公式ツイッターは「ムーンショット」と伝え、AP通信のビーカム記者は「打球は中堅奥のイチジクの木を越えていった。人工衛星にぶつかったかもしれない」とツイート。

これで大谷はJ・D・マルティネス(レッドソックス)、ロナルド・アクーニャ(ブレーブス)、クリス・ブライアント(カブス)、ニック・カステラノス(レッズ)に並び今季9本塁打で両リーグトップタイとなった。