レッズは5日、主砲のジョーイ・ボット一塁手が左手親指を骨折し、少なくとも3週間は戦列を離れることを明らかにした。医師からは手術の必要はないと診断されたという。

ボットは5日に行われたホワイトソックス戦でダラス・カイケル投手の投じたボールが同箇所に当たり、骨折した。死球を受けた当時はすぐに一塁に向かっていき、プレーも続行していたが、その後に交代。エックス線検査の結果、骨折が判明した。

ボットは「痛みはあった。ただ、試合に出ていたかった。バットを握ることができないと思ったし、グラブをはめるのにも苦労したが、走れたし、動きもよかったので、『時間がたてば痛みは和らいでいく。親指をドアに挟んだ時のようなものだ』と思っていた」と振り返っている。

今季は29試合に出場し、打率2割2分6厘、5本塁打、17打点を記録していた。