レンジャーズ有原航平投手が、4回途中6安打5失点で降板し、3勝目を逃した。74球を投げ、3奪三振3四球。防御率は6・59になった。

右手中指のたこの治療のために5日(日本時間6日)の先発を回避し、復帰登板となったが、3試合連続で5回未満での降板になり、白星はつかめなかった。

1回に無死満塁のピンチを招くと、二ゴロ、三ゴロの間に2点を失った。2回は8番ホワイトに初球のスライダーを左翼2階席に運ばれ、さらに2失点。3回は3者凡退に打ち取りリズムを取り戻したかに見えたが、4回に適時二塁打を許し、5点目を失った。打線は2回に1点を返したが、序盤からリズムをつくれなかった。

有原は今季、先発した最初の4試合で計20回1/3を投げて、2勝1敗、防御率2・21の好成績をマークしていた。しかし、その後2試合の登板ではそれぞれ2回、2回2/3を投げたのみで、4月30日(同5月1日)のレッドソックス戦では4本塁打を許した。直後の1日(同2日)には右手中指のたこを治療するために、注射を受けていた。

2勝目を挙げたのは19日(同20日)のエンゼルス戦。日本ハム時代の同僚、大谷翔平投手(26)との初対決を2打数無安打に抑えて以来、3試合連続で勝利から遠ざかっている。