ナショナルズのエース右腕マックス・シャーザー(36)が、ヤンキース戦で14三振を奪って自身100度目の2桁奪三振を記録した。

ESPNによるとノーラン・ライアン、ランディ・ジョンソン、ロジャー・クレメンス、ペドロ・マルティネスに続き史上5人目。また、09年開場の現ヤンキースタジアムで登板したビジターチームの投手では最多記録。これでメジャー通算2845三振とし、ミッキー・ロリッチを抜き歴代20位に浮上した。

サイ・ヤング賞3度を誇るシャーザーは初回にスタントンとジャッジから三振を奪い、2、4回は3者三振。許した安打は3回のヒガシオカのソロとラメーヒューの単打のみで、7回1/3を2安打1失点、1四球14奪三振の快投だった。なお、試合は守護神ハンドが9回に1点差を追い付かれ、延長11回の末に敗れた。シャーザーは今季7試合で2勝2敗、防御率2・33、リーグ最多61奪三振。